子育てエピソード 番外編
子育てしてるうちが1番良かったわ~
よく経験者は言いますね。
その経験者に私もなってしまいましたが、渦中にいる時は、毎日が戦い。
何が何だかわからない間に過ぎ去って行った、台風のようでしたね。
その中で時に、ほっこりするような出来事があったりするのですよ。
それを今回は思い出して、書き留めておきましょうか…
バラエティー番組よりおもしろい、我が家の日常生活
お口ぽか~ん…
もう20年以上前の事ですから、ビデオもVHSの時代。
3歳と1歳半の子供たち。
仲良く大好きなビデオを観ようと、デッキをON!
すると…
「あ…あ~ん…あ~ん♡」
「え?(゚Д゚;)!!!」
子供たち、お口ぽか~ん …
慌てて…消す…けす…ケス…と…Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
ちょっと誰よ~!こんなの入れっぱなしにしておくの!!!
アヤツしかいない!
電話で
「ちょっとパパ~!エロビデオ入れたままにしておくから、子供が観て、びっくりしてたよ~!」
「あ~悪い悪い…ははは」
全然、反省しとらん!
こら~止まれ!
息子が2.3歳ぐらいの事でした。
フリーマーケットに参加をしました。
東京サマーランドの隣りの、セサミプレイスの駐車場で行われたので、大変大がかりで、人も大勢でした。
私達家族は、販売する方だったので、シートを敷いてお店番をしていれば良かったのですが、ちょっと出歩いて行った息子が、全然帰って来ませんでした。
さすがに迷子になったのか?と、探し始めました。
いない…
案内所で放送してもらいました。
「2歳ぐらいの、〇〇色のTシャツに半ズボンの〇〇ちゃんが、迷子になっております…」
い、いない…(汗)
会場ぐるぐる回る
いない
ぐるぐる走る…
あ!いたっ!
「〇〇~!!!」
大きな声で呼び、走り寄ろうとしたその瞬間!
逃げる…!
(;゚Д゚)!!!
「お、お、おい!ちょっと待って~!」
息子、笑って逃げる…!
待て~!鬼ごっこじゃな~い!!!
せっかく見つけたのにい~!
はあはあ…
この子は、若くないと育てられません(>_<)
スカートはイヤ
息子が小1の時、良かれと思い、ボーイスカウトに入隊させました。
日曜日に、私も同行して、いろいろな経験をさせてもらいました。
ところが、途中から面倒になったのか、もともと団体行動が苦手だからか、嫌がるようになりました。
そのうち、何度誘っても、拒まれるようになったので、息子に聞いてみました。
「ボーイスカウト嫌なの?」
「男だから、スカートはいやだ!」
「へ?」
これは~今でも悩みどころなんですが、とっさに浮かんだジョークなのか、本心なのか?図り知れずにいまだに謎の迷言です。
バブちゃんごっこ
2人はすごーく仲良しで、本当によくじゃれていました。
中でも、息子がよく
「おねえちゃ~ん、バブちゃんごっこしよ~?」
「いいよ~!」
「バブ~…バブゥ~…」
いわゆる赤ちゃんごっこです。
それが、しばらくすると、エスカレートしてきて
「おねえちゃん?エッチごっこしよ~?」
?;゚Д゚)!!!
「あ~ん あ~ん♡」
おい!親の前で平気でやるな!かくせ~!
あ、ちがうな?なんだ?
どーしたらいいんだ?
ま、いいや、ほっとこう…
声出してるだけだしな。
耳、持たないでください!
子供たちが、保育園年長か、小学生低学年ぐらいですかね?
ミニ牧場に行きました。
モルモットやウサギたちを、触って遊べる、ふれあい広場がありました。
動物好きな我が子たちは、目を輝かせて小動物と遊んでいました。
私と夫は、柵の外で微笑ましく見守っていました。
ぐる~っと辺りを見回すと、ある看板が目に留まりました。
「ウサギの耳を持って、ぶらさげないでください!」
やだ、そんな事する人、いないでしょ~(笑)
目をふと逸らせると、
あ…いた…うちの息子だ…
Σ(・ω・ノ)ノ!
しかも、すごい得意げ!
人見知りしないのはいいけれど
ある日、近所のスーパーに、車で買い物に行きました。
駐車場に車を止めると、ちょうど真ん前はスーパーの裏口でした。
従業員らしきおばさんが、ゴミ出しに出て来ました。
すると息子が大声で
「お仕事、ごくろうさまで~す!」
Σ(・ω・ノ)ノ!
「あ、あは あはは ど~も(笑)」
恥ずかしい…
何か悪い事しましたか~?
息子が、小1の時だったでしょうか?
保育園時代の担任の先生が、手品の発表会に出るので、観に来てね!という事で、友達の家族と一緒に、市民ホールに行きました。
先生は、手品のサークルに所属していて、それがなかなか大きな団体でした。
お客様も大ホールの半分は埋まるほど入っていて、大変賑わっていました。
出し物が手品という事もあり、私達のように家族やお友達で来られていた方々もいました。
色鮮やかなパラソルがクルクル回っている時、息子が感動したのでしょう?
「ブラボー!」
そう叫びました。
すると、後方から見知らぬおばさまが、タ~ッと走って来て
「この子のお母さん、誰ですか!?
迷惑です!出てってください!」
血相を変えて怒っているのです。
(゚д゚)!!!
え?だって、手品だよね?
だめなの?NG?
私も友達と顔を見合わせて…?
「ごめんなさい!」
とっさに謝って、息子を連れて、とりあえずロビーに出ようとすると、係員さんが
「いいですよ、出なくても。別に悪くないですから!」
でも、おばちゃん、またしても
「迷惑です!出てってください!」
バッサリ!
「とりあえず、私達出るから、お姉ちゃんの事よろしくね?」
友達にそう言って、手品が終わるまで、私達はロビーで待っていました。
もちろん、息子には、怒りようがないですよね?
そこまで反対?
息子が小5ぐらいだったと思います。
私が、そろそろ美容院に行きたいと思い、息子に言いました。
「お母さん、ちょっとパーマかけて来ようかな?」
「えっ!絶対ダメ!」
「なんで~?たまにはいいじゃない?」
「だめ~!やめろ~!」
「だって、しばらくかけてないから、たまにはかけてみたいな?」
「だめっ!」
「とにかく行ってくる」
「ボクも行く」
「え?」
車で美容院に向かいました。
「今日は、どうします~?」
「たまにはパーマをかけようかと?」
「やめろ~!」待合席から、息子叫ぶ
「息子さん、何か言ってますよ?」
「いいんです。かけたら納得してくれるかもしれないし」
「やめろ~!うざい!」
美容師さん( ´艸`)
そして、パーマをかけ始めました。
その間、ずっと息子が大声で
「やめろ!
今すぐ取れ!
うざい!」
連発…
無事に終わって、私満足。
「ほら、たまにはいいでしょう?」
「やだ!うざい!今すぐ取れ~!」
「へ?…」そこまで?
せっかくかけたんだから、今回は息子に折れてもらおうと、帰宅。
そして、私の髪型を見た娘が、超冷静に
「おかあさん?おかあさんは、すごくかわいいよ。
でもね、パーマは似合わない顔なんだよ。
もし、私がパーマかけるとするでしょ?
そしたら、似合うと思う?
おかあさんは、まっすぐな方がかわいいんだよ?」
「はあ…」
そして、極めつけに夫が
「ねえ?おまえたちさ~、このママのキャンディキャンディみたいな頭、どう思う~?」
2人して
「似合わな~い!」
Σ(・ω・ノ)ノ!
かくして、翌日私はパーマを取りに、再び美容院に向かったのでした。
あれから1度も、パーマをかけないのは言うまでもありません。
お友達がまたおもしろいネタを持っている
虫はみんなの人気者
娘が年長さんだった頃だと思います。
ある日、保育園にお迎えに行くと、ある先生が笑いながら私に近づいてきました。
「おかあさん、聞いてくれる?
今日、お砂場に、うじ虫がいたのよ」
「え~!」
「そしたら、みんなで取り合いになってね?
虫は、人気者だから…」
「はい」
「私が、うじ虫は、ハエの子どもなのよ、だから汚いのよって言ったらね?」
「はい」
「Sちゃん(女の子)が、何言ってんの~?
うちなんて、ハエ飼ってるんだから~!!!って言うのよ~( ´艸`)」
「うわっ!言いそう~!(笑)」
ちなみに、Sちゃんは娘の親友です。
まとめ
きっと忘れているだけで、まだまだ出て来ます、こんなエピソード。
たかが子供、されど子供。
夫婦だけなら単純な2本の木の棒が、子供によって太くなったり曲がったり、絡み合ったりしていつか、味のある幹を作ってくれたんですね。
男の子は特に、何を考えてるかわからなくて、宇宙人みたいでしたね。
もう終わってしまった子育てですが、もっとたくさんのエピソード、作りたかったです。
今、子育て中の皆さん、おいしいところ、決して見逃さないでくださいね!