私の趣味…読書について
私は欲張りなので、趣味はたくさんあります。
好奇心旺盛なんです。
前回は手芸を紹介しましたが、今回は読書がテーマです。
本を読む事で世界観が広がります。
普段あまり本を読まない方に少しでも「読みたい!」と興味を持ってもらえるとうれしいので、お薦めの本などご紹介します。
読書大好き!
読書にはまったきっかけ
読書に興味が芽生えたのは、小学校の図書館からでした。
今の小学校の時間割に読書の時間があるかどうかわかりませんが、昔は「図書」の時間が必ずありました。
最初に読んだ本がおもしろかったのか?なぜ好きになったか?それは覚えてないですが、とにかく読みあさり状態でした。
本を借りてうちで読むのももちろんOKで、昔なので、タイムカードみたいな貸出カードに借りる本を手書きで記入していました。
その貸出カードに本の数が溜まって行くのもうれしくて、もっと借りてカードの実績を増やそう!みたいな気持ちもありました。
小学校時代に好きだった本
時代も違うので、今はあるけど昔はなかった本、人気の本もまったく違うと思います。
私が読んでいた本をご紹介します。
コロボックルという小さな妖精、子供の豊かな想像力を育てる、とても影響力が大きい本です。小学校に上がったらぜひ読んでもらいたい本です。
風にのってきたメアリー・ポピンズ P.L.トラヴァース著
ある日、風に乗って空から現れたメアリー・ポピンズのユーモアたっぷりの空想物語で、シリーズ化されてます。
赤毛のアンのように女の子に夢を与えるステキな物語という思い出があります。
高学年になってくると、推理小説に興味が出てきました。もちろんシャーロックホームズもシリーズ化されているので、おもしろくて次々に読み始めるようになりました。
クリスティーも夢中になりましたね?ハラハラドキドキ・・・どんどん引き込まれて行きました。クリスティーのシリーズもかなり読みました。
病院坂の首くくりの家 横溝正史著
横溝正史氏と言えば「八墓村」「悪魔が来りて笛を吹く」など、今でも映画化、ドラマ化されている人気作が多いですね。
金田一耕助の推理ミステリー、ちょっと不気味なところに味があります。
そんな感じで小学生の頃は著者が気に入れば、そのシリーズをひたすら読みあさりました。
なぜ本を読むのか?
ライフスタイルによって読書から遠ざかっていた事もあります。
中学生~結婚するまでは、手芸に夢中になっていたので、あまり読書の記憶はないですね。
周期もありますね。
片っ端から読み続ける時もあれば、全然読まない時、特に強制ではないのでそれはそれでよいのでしょうが・・・。
ある日、BOOK・OFFで1冊の本に出会いました。
自分で考える人が成功する “気づく“ための50の方法 中谷彰宏著
この手の本は何気なく手に取る事が多いですよね。大きな見出しにそそられて本文を読む・・・というように。
パラパラとめくってみたんです。
すると
「人は、本を読まなくても生きていけます。
でも、バカになります・・・」
そう書いてあったのです。
私の胸に
「ズキューン!」
矢が刺さりましたね。
単純と言えば単純なんですが一理あると納得したのです。
そして再び私の読書生活は始まりました。
子供と一緒に図書館を楽しむ
私の子供たちは何回も書いていますが、勉強が嫌いでした。
私も押し付けで勉強をさせるつもりはありませんでした。
ただ学校の勉強をしなくても知識はいろんな状況で得られます。友達付き合いや社会との関わり、それと読書です。
難しい本じゃなくてもいいんです。
絵ばかりの絵本でもいいんです。
興味を持つという事が大事なんです。
子供たちが小学生の頃、私は車で図書館に2週間に1度連れて行き、好きに本を選ばせて借りました。
確か1度に1人5冊まで借りられたと思いました。
毎回15冊借りて、読んでも読まなくてもいいから本を身近に感じる環境作りをしました。
子供たちに人気があったのは、怪傑ゾロリシリーズでしたね。
娘はクレヨン王国シリーズをよく読んでいた気がします。
絵本、図鑑、伝記、手芸本から料理本まで何でも揃っていて、子供たちも図書館に一緒に行くのを楽しみにしていました。
ここで大事なのはやっぱり、親子で楽しむという事だと思います。
「自分でいってらっしゃ~い!」
では絶対行きませんよ、ここポイントです。
私の読んだ本について
図書館の本の良さはお金がかからない事です。
BOOK・OFFで買うにしても私は基本的に¥100の本しか選びませんでした。
当然、今話題の本や出版されたばかりの本は後回しになります。
たまにどうしても欲しいとか、図書券が手に入ったとか、これは永久保存版だな!と思う本は、新品のハードカバーで買いました。
amazonで買った事もあります。
意外と安く手に入るし、探すのが楽ですね。
その中で私が大好きな本をご紹介しますね。
シーラという子 トリイ・ヘイデン著
その子は、垢で黒ずんだ顔に敵意むきだしの目をした、六歳にしてはずいぶんちっぽけな子供で、ひどい臭いがした―名前はシーラ。季節労働者用のキャンプに住み、傷害事件を起こしたために精神病院に入ることになっていたが空きがなく、著者トリイの教室に送られてきたのだった。トリイは、あらゆる障害児教室から見放された自閉症や強迫神経症の子供たち八人をすでに抱えていた。シーラは、決してしゃべろうとせず、泣きもせず、何かやらせようとすると、怒りくるい金切り声をあげて大暴れする。ただでさえデリケートな子供たちがパニックに陥った。こんなに扱いにくい子供ははじめてだった。けれども辛抱強く接していくうちに、彼女が知的障害児どころか、ずばぬけた知能の持ち主であり、そして、心身に虐待による深い傷を負っていることがわかる…。家庭内暴力、貧困、性的虐待に蝕まれた少女が、堅く閉ざされた心をおそるおそる開き、ひとりの献身的な教師と深い信頼の絆で結ばれてゆく姿を描いた全米ベストセラー。22カ国語に翻訳され、世界じゅうで大きな反響を呼んだ感動のノンフィクション。
ノンフィクションという事で続編もあり、育った環境により運命が変わってしまう・・・。
そんな事を考えさせられる代表作です。
基本的にノンフィクションが好きですが、いろんな世界を知りたいのでジャンルにこだわらず本を読みました。
少年ペドゥリートとアミと名乗る宇宙人との感動のコンタクト体験。宇宙をめぐる旅の中でペドゥリートは、地球がいまだ野蛮な、愛の度数の低い未開の惑星であることを教わる。世界11カ国語に訳された不朽のロング&ベストセラー
ファンタジックです。現実逃避したい時にお薦めです。洋画にありそうなシュチュエーションですが、素直に好きです。
歴史に残る、偉人や有名人にユダヤ人が多いのは知っていますか?
この本を読むとその理由がわかってきます。
決して宗教をあっせんするわけではなく、ユダヤ教の本来の教えがわかる本です。
国を持たないユダヤ人がいかに頭を使って、生き残っていくか?
「物は奪われるけど、知識は決して奪われない」
その言葉が印象に残ります。
ぜひお薦めしたい本です。
嫌われ松子の一生 山田宗樹著
東京で大学生活を満喫していた川尻笙は、突然の父の訪問で三十年以上前に失踪した伯母・松子の存在と、彼女が最近東京で何者かに殺されたことを知る。部屋の後始末を頼まれた笙は興味本位から松子の生涯を調べ始める。それは彼にとって凄まじい人生との遭遇だった……。惨殺された女性の生涯を通じて炙り出される人生の光と影を描く傑作巨編。
中谷美紀主演で映画化された本です。この松子の人生が壮絶で、女性らしくて、運が悪くて、それでも健気に生きていく姿が泣けます!
私は自分に重ね合わせてしまい、号泣しました。
幕末の日本、足軽だった主人公吉村貫一郎は貧しく家族を養うために盛岡藩を脱藩し新選組の隊士となります。その吉村貫一郎の生涯を描いた時代小説です。
歴史には詳しくなかったのですが、NHKの「龍馬伝」を観て幕末に興味を持ちました。
この作品は、中井貴一主演で映画化されました。
これも涙が止まらなかったですね。
皆さま、歴史はロマンです!
まとめ
そんなわけで、この度は多くの私の書庫の中の1部を紹介させていただきました。
趣味の話は始まると止まらないですね~!
今度は少しブログ関係も読んでみて、勉強しようと思っています。
それでは・・・また!