自閉症の子育てについて
学習障害の話は、今までのブログで書いてきました。
前回のブログでは多くのくくりである発達障害ついて触れてみました。
今回はその中の自閉症について私が調べた事、思った事、そして体験談について紹介していきたいと思います。
実は、私の甥っ子が自閉症なのです。
自閉症って何?子育てはどうしたらいいの?
自閉症とはどんな特徴があるのか?
自閉症は、学習障害と同じく、発達障害という大きなくくりの中に属しています。
どの症状にしても100人いれば100人違う、性格のようなもので、言葉で説明するのは非常に難しいものがあります。
私たち、障害を持つ親が子供を育てていると、ある程度知識もあり慣れているので
「うちの子はアスペルガーの症状も少しある、自閉症なんだ・・・」
という会話をしても
「ふ~ん、そうなんだ・・・」
で、なんとなく通じるところがあります。
ひとまず、自閉症について詳しく書かれた記事がありましたので、参考にしてみてください。↓
rhttp://mama-espect.com/jiheisyou/
かなり詳しく書かれた内容ではありますが、実際に自閉症の子供に接して見なければわからない、しかも第三者的に見ると、不思議に見える事が多いと思います。
甥っ子が自閉症だという事もあり、私も彼と会ったり、話しかけたりした事はありますが、なかなかどう対応してよいかわからなかったのが事実です。
同じ発達障害でも学習障害の我が子は、コミュニケーションが普通に取れるので全く対応の仕方が変わってくるのです。
甥っ子の母親である従妹に話を聞くと、さすがにずっと一緒にいるだけに、それほどわからない事はなく、1つの個性として捉えていました。
私の持っていた自閉症の先入観
私は、息子が学習障害かも知れないと気が付いた時から、学習障害はもちろんの事、他の発達障害について情報を得る努力をしたり、本を読んだりしました。
http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n271/n271017.html
この本は、著者が自閉症だったわけですが、私が印象深かったのは、彼女が自分の頭の中に架空の人物を思い描いて話しかけたりして、自分の世界を作っていた事です。
それが自分が意識してやっていた事なのか、無意識なのかわかりませんが、本を書けるという事はある程度、IQがあったのでは?と思ったりもしました。
一般的には
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集中するとやめられなくなる。
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突然パニックを起こす。
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絵が独創的。
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同じ作業が延々と続く作業が得意。
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話し相手とコミュニケーションが取れず、他の事を考えてしまっている。
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相手の目を見て話せない。
これは、私が感じた事なので、みんながみんなそうとは限らないとは思います。考えてみると、コミュニケーションを取る事が難しいと、子育てする上では学習障害よりも大変なのでは?と思いますが、目に見えて障害がわかりやすい自閉症は、特別支援学級に属する事が多いので、他の障害の子供たちに比べると、ある意味守られているのかもしれませんね。
自閉症に関する本
最近では、この手の本もたくさん出版され、体験談であったり、研究、教育本として気軽に手に取る事ができるようになりました。
自閉症の僕が跳びはねる理由(角川文庫)|東田直樹
https://www.kadokawa.co.jp/product/321602000131/
こちらも著者が自閉症のようですね。
著者は何冊か本を書いています。
会話でのコミュニケーションは困難で、パソコン、指文字、文字盤の助けを借りて、自身の意志を伝達する事に成功した、数少ない自閉症者の1人だそうです。
私はまだ読んではいませんが、是非これから読んでみたい本の中の一冊です。
また、自閉症の事を詳しく調べて、解説した本もいろいろ出ています。
http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062594059
この本は、自閉症の正しい知識、治療、対処法に関して書かれている入門書です。
先ほど紹介したように、自閉症の症状は多岐に渡ります。
何冊か本を読む事によって理解できるかもしれませんね。
自閉症関連の映像
自閉症を題材にした映画もあります。
映像化した方がわかりやすいと思いますので、興味のある方は是非観ていただきたいです。
兄役のダスティン・ホフマンが自閉症の特徴を見事に演じきっています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%83%95%E3%81%AE%E6%AD%A9%E3%81%8F%E9%81%93
こちらはテレビドラマ、草彅剛君が自閉症の役を演じているようですね。
こちらも観ていないのですが、実際観るともっと深く知る事ができるでしょうね。
まとめ
子育てして行く上で、たとえ自分の子供が健常者であったとしても、これからは知識として発達障害について学ぶ事は大きな意味があります。
なぜなら周りを取り巻く友達、知り合いの中にそういった障害を持った人が思いのほか多いものです。
発達障害を持った人は周りの理解と協力がとても大事です。
人とちょっと違うからと、イジメの対象としてしまったり、対応に困ったりせず、社会でうまく共存できるように 親として子供に教えてあげて欲しいと願います。